常陸太田の山の中に、ひそかに人気の古民家カフェがあるのをみなさんは知っていましたか?国道349号から少し山側に入った集落にある小さなカフェです。
まさに日本の原風景と言った景色を見渡せるそのこじんまりとしたカフェは、とても木の温かみに囲まれた居心地の良いカフェでしたので報告します。
山のcafé sasahara の基本情報
- 住所:〒319-2221 茨城県常陸太田市西河内中町630-1
- TEL: 0294-78-0770
- 形態: 昼のみ営業のカフェ
- 場所概要:国道349号河内小入口交差点から西へ車で5分程の山の中
- 駐車場:店の敷地に6台程
- 定休日:日、月曜日
- 営業時間:11:00~ 14:30
- ランチセットのみの営業のようでした(お茶だけは不可)
- テイクアウトも無さそう(記載なし)/灰皿も無いのでおそらく店内禁煙
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常陸太田方面をツーリングする際に休憩地点とするカフェに最適です。カフェまでの山の景色も素晴らしく、さらにカフェから見える景色は日テレの所さんの某番組の科学の里のような風景を眺めることが出来ます。カフェは古民家をリノベしたものでカフェ空間はモダンで美しく、また古民家の持つ木の暖かさをとても感じられる作りとなっています。
手造りランチも丁寧な仕事でとても美味しく、ゆったりくつろげます。惜しむらくは席数が少ない事で、せっかく行っても満席で入れないことがあるようです。ここは予約していくことを強くお勧めします。
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カフェへのアプローチ
カフェ近くなると道が細くなりますので運転には注意しましょう(といっても車は殆ど来ませんが)。カフェへのアプローチの小道は、対面通行できない細さになりますので慎重に侵入しましょう。右手にいかにもの古民家と「山里舎」という看板が見えてきます。この先が駐車場になります。ちょっと初見では判りずらいですね。
駐車場について
店の奥の砂利引きの空き地が駐車場です。およそ6台くらいの駐車スペースがあります。帰りは元来た小道を引き返すのが無難です。
昭和チックな2階建のぬりかべの家が見えますね。この1階がカフェのようです。
駐車場から入口まで移動してみる
入口には手書きの黒板があり、今日のメニューが記載されています。お店のインスタを見ると月替りのメニューというのがありましたが、今日はインスタの9月のメニューではなかったのでメニューはころころ変わるようですね。入口はこの奥のようです。
入口に行くとこんな感じです。屋根の古民家風と入口のモダンがとても対照的ですね。
この大きなガラス扉が入口です。中は靴を脱いでスリッパに履き替えるスタイルのようです。では開けて入ってみましょう。
中は金属を用いずに木のぬくもりを前面に出した造りのようです。古民家をリノベした空間が3つあり、一番奥の方にはお座敷席がありますね。
この3つの空間がカフェ空間のようです。席は合計で6席です。そのうち2名席が4つですので、とてもこじんまりしたカフェです。
奥の座敷はこんな感じです。(ちょうどお客さんが帰りました)
入口に近い席に案内されましたが、入ってきた入口のほうを振り返ると、外の景色がとても素敵でした。
メニューを見る
ランチメニューは外の黒板に有ったとうりのようです。木の板に張り付けたメニューがやってきました。ドリンクとのセットメニューだけですね。飲み物だけは頼めないのかな?
ランチに来たので、デザートセットで頼みます。柚子胡椒とローストチキンとレンコンサラダのサンドとアイスティー、ブルーベリーパウンドケーキを、相方はBLTサンドとアイスコーヒーとかぼちゃのチーズケーキをお願いしました。
ランチ到着
アイスティーが来ました。ホットだとサーバーで来るようですね。焼き菓子も来ましたよ。
続いて「柚子胡椒とローストチキンとレンコンサラダのサンド」が来ました。
サラダの胡麻ドレッシングの胡麻がとても擦りたて香ばしかったのと、ニンジンの酢の物?がカレー味だったのが新鮮でした。
ランチ料理を担当されているのはこちらのお母さんで、娘さんとお店を切り盛りしているそうです。給仕はお父さんの様な方が来ましたが、この方はお父さんでは無いようですね。とあるインタビュー記事で、食事は丁寧に作ることを心掛けていると書いてありましたが、本当に丁寧に作られていると感じました。
その真骨頂はサンドです。ゆす胡椒の香りと共に大葉も隠れていて、柔らかいチキンをサクサクの野菜が包み込みます。とてもおいしいサンドでした。
BLTもシェアしましたが、こちらはトマトの香りを前面に出したサンドでした。どちらも優劣付けられませんな。
最後にデザートのブルーベリーパウンドケーキが来ました。お皿はすべて木の板なんですね。アウトドア気分です。ついでにフォークとナイフも木製でした。
とても美味しゅうございました。
とても落ち着いた空間で、美味しいランチを頂いてゆっくりすることが出来ました。
外に出てみる
窓からの景色がすばらしかったので席からぼーっと外を眺めていましたが、外に出てから見渡してみます。なんとまあ、すてきな風景でしょうか。
正に日本の原風景と言った感じですね。右手の裏山と田んぼが見えるこのカフェからの景色は、いつまでも眺めていたいと感じるものでした。田んぼはもう刈入れが終わってしまったのですね。ランチに使うお米は、ここで採れたお米を使用しているそうですよ。
まとめ
常陸太田方面へのツーリングの休憩地点としてはいい感じのロケーションで、またおいしいランチがいただけるカフェです。
ですが営業時間が11時から14時半までと短いので、1席につき1日1組様になってしまうようです;席は6席だけなので、自然と1日6組様限定になるようです。そのため電話予約はしてから行った方がいいと思われます。(今日も満席で入れずに残念で帰る組がいました)
それでもご近所に来る予定の方は予約してでも行って見る価値はあると思いました。ねこきんぐはまた違う季節に来てみたいな。ではまた。