本物の常陸秋そばを味わうなら「蕎麦のうか しの田」がおすすめだよ(常陸大宮市上大賀 蕎麦のうか しの田 )

常陸大宮市は常陸太田と並んで蕎麦の名店が多いのですが、こちらのしの田さんも問答無用で推薦できる超絶味しいそばを提供してくれるお店の一つです。

こんにちは、最近そば好きのねこきんぐ115です。今日はねこきんぐが「兎に角おいしいそばが食べたい!」と思った時にまず最初に頭に浮かぶお店の「蕎麦のうか しの田」さんを紹介します。自ら畑でそばを栽培してそれを石臼曳き・製粉までも自家で行い提供してくれる、そんなこだわりの小さなそば屋さんです。本物の美味しいそばに出会いたい人は是非にでも訪れるべきお店です。

蕎麦のうか しの田 の基本情報

  • 住所:〒319-2212 茨城県常陸大宮市上大賀589
  • TEL: 080-3173-1706
  • 形態: 古民家をリフォームしたそばやさん
  • 場所概要:118号大賀小入口交差点から西に入って車で3分程(ナビ使用推奨)
  • 駐車場:店の敷地に5台ほど
  • 定休日:月から木曜日(営業日が金、土、日の3日間のみ)
  • 営業時間:11:30~ 14:00 (但し売り切れ御免で終了)

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週末にしか開店しない小さなそば屋です。古民家を改装した店舗は田舎の親戚の家でおそばを頂いている気分にさせられます。

昨年、某TV番組の「タクシー運転手が美味しい店に連れて行く」みたいなやつで近所のソバ屋が紹介されたのですが、店名を隠した為「あの界隈で美味しいソバ屋と言ったらしの田さんかな?」と思った人たちがわんさか来てしばらくは大混雑でした。ようやくそんな喧噪も落ち着いて、ゆっくり蕎麦が食べられるようになりました。

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駐車場について

店の敷地に5台くらいの駐車スペースがあります。けっして広くはありません。なんだか、人んちの庭に入っていって駐車させてもらうといった感じでしょうか。こんな入口から入った奥が駐車場です。

お店の外観を眺める

古民家を買い取ってリノベしたのでしょうか、戸建ての古民家の外装はそのままです。お庭には旧い脱穀機とかが置いてあります。いかにも農家さんって感じですね。

またお庭には蕎麦が植えられています。秋になるとこんな感じ(下の写真)の風景が見られます。ここで育てた蕎麦も使うそうです。栽培から石臼挽き、製粉まですべて自家で揃えているそうですよ。

店舗に入ってみる

時間前には既にお客さんが来ていますね。あ、そろそろ11時半になったので皆店舗に入っていきます。ねこきんぐもゆるゆると入ります。中はいかにも古民家そのままを生かした造りです。

店舗の中の空間は、思ったよりも広いようです。天井も高いですね。古民家の天井にファンが回っているのはリノベーションのいい所ですね。

テーブル席が手前に2つとあとは隣の部屋も使ってお座敷席が4つですか。今日はテーブル席に陣取りましょう。更に奥にもお客さんが増えた場合に使う部屋があります。いまは衝立で見えないようにしていますけど。どこからか小さく軽いジャズが流れています。落ち着きますね。

メニューを見てみる

テーブルにメニューがありましたので、見てみます。こちらのお店はそば屋によくあるてんぷらがありません。基本的に「蕎麦で勝負」です。ですが、蕎麦稲荷とかデザートはあるようですな。

今日は蕎麦稲荷セットと盛りそばをお願いすることにします。なお大盛りも無料なので大盛りでお願いしました。夏はぶっかけ蕎麦とかもあるんですけどね、この季節はまだ無いようです。

蕎麦稲荷セットが来る

蕎麦稲荷セットとは蕎麦稲荷、蕎麦豆腐、だし巻き卵のセットメニューです。どれも美味しいですね。蕎麦豆腐はお出しをかけて頂くようです。これらをつつきながら盛りそばを待ちます。

盛りそばが来る

ついに来ました。表面がつやつやしていますな。なんか蕎麦のハート形が可愛いですね。とてももちもちして香りの高いおそばです。数に限りがあるのですが早めに行けば品切れになることはないでしょう。このほかに十割そばもあるのですが十割そばによくあるぼそぼそ感がなく、とてももっちりとして美味しいです。こちらは1日限定5食なので早い者勝ちになります。

そばつゆも辛すぎず甘すぎず、いいかんじの味具合です。ねこきんぐの好みの「だぼう」のそばつゆよりは甘い感じですかね、どちらも美味しいです。因みに常陸太田の蕎麦屋の有名店である「登喜和屋」はつゆが辛めで尖っているのでねこきんぐの好みではありません。しょうゆが前に出た辛めのつゆが好みの人にはおすすめですけどね。そばつゆは個人の嗜好優先になりますので基本的にどれがいいとか悪いとかはありません。

とても落ち着いた雰囲気の中でゆっくりとおそばを頂きました。ごちそうさまでした。

まとめ

ねこきんぐがそばを食べに行こうと考える時に、お昼ごはんとしてであれば、那珂市の「だぼう」城里町の「道の駅 桂の蕎麦」を思いつきます。どちらもカジュアルにてんぷら+そばをいただくことが多いです。また、定食とそばの組み合わせを狙う時は、常陸大宮市「三乃宮」を思い浮かべます。他にもいろいろありますが、近くて行きやすいのは「だぼう」かな、

けれども「今日は純粋に美味しいそばが食べたい!」と思う時は、「蕎麦のうか しの田」を思い浮かべます。営業日が週末の3日間しかないのでタイミングが難しいのですが、蕎麦好きを自称する方なら一度は食する価値があると思います。蕎麦の美味しさの違いなんか判らないよと言う人でも「ああ美味しいお蕎麦だな」と感じるはずです。機会を作って是非お試しあれ。ねこきんぐでした。

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