今日は茨城町にある、とあるサイトで茨城県内のそば屋ランキング第5位に輝いたおそば屋さんに行ってみました。こんにちは、ねこきんぐ115です。
どんな決め方したかは知りませんが、美味しい蕎麦屋がひしめくこの茨城県で上位になるのなら美味しいに違いありません。ランキングを見るとややっ、あの超絶有名な常陸太田の名店「佐竹」が第6位で佐竹よりもランクが上ですね!これは凄いことです。期待が高まります。
森のそば屋 清ヱ門の基本情報
- 住所:〒311-3132 茨城県東茨城町駒場1619
- TEL: 029-292-5715
- 形態:蕎麦、てんぷら 夜は5名様からのコースのみ(要予約)
- 場所概要:茨城町青葉小学校の近く(ナビ推奨)
- 駐車場:店の前の敷地に10台程(狭いので注意)
- 定休日:木、金曜日と冬場は休業(12月中旬から3月下旬は全休)
- 営業時間:11:30~ 14:00(土日は15:00 )
- HPはこちらから ねこきんぐが見たランキングはこちらから
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店主が森の中で静かに美味しいそばが食べられたらいいなという思いを具現化したんだろうなぁと想像できるアミューズメントタイプなそば屋さん。蕎麦自体は万人受けの優しい細麺だが、そばつゆには独特の辛口のこだわりが見える。手作りプリンやそばぜんざいなど、甘味もおいしい。
ゆったりと庭を見ながら、美味しいそばを味わいたい。という心豊かな日には是非、一度は訪れてれてほしいお店。
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お店の場所について
茨城町の青葉小学校近く。これといったランドマークが無いのでナビを頼りに看板を見つけるのが正攻法。
駐車場
お店の前に砂利引きの駐車場があり6台程並べられるが、空きスペースに更に4台ほど無理に駐車する感じ。入口も狭いので駐車する時には注意が必要。
暖簾をくぐって中に入ってみる
しゃれた門構えに吊るされた暖簾をくぐるとおお、そこは森の中。すべて店主が拘って植えた木々だそうです。夏は青葉、秋には紅葉なのか、今は初秋でまだまだ葉は青いが、赤く染まると綺麗だろうな。
細く続く小道を進むと古民家然したお店が見えてきます。
きれいにリフォームされた入口とはうらはらに、窓にはサッシではなくガラスが見えますね。
玄関で靴を脱いで上がります。入口直ぐに囲炉裏の席がありますね。これは改築前からあったものなのかな?室内の奥は広く、畳敷きにテーブル、板敷きには絨毯を引いてのテーブル席となっていますね。全部で7席くらいかな?
11:30開店に合わせて予約をしていたので丁度に入ったのですが、先着順で入った人に後れを取ってしまい、注文が出来たのが6組目でした。でも予約をしていたので席は窓側を抑えてくれていたようです。ありがたいですね。
中は古民家なのでちょっと寒い感じかな、エアコンは使わずにファンヒーターが2台、起動していました。
メニューを見る
素敵なお品書きですね。今日は天もりそばかな。メニューを読むと、おっと、常陸秋そばではなく、鹿沼産さざれそばを使用しているそうですね。これは申し訳ないけど茨城県の蕎麦の名店を名乗るのは、ねこきんぐ的には失格ですな。
さざれそばというのは、日光さざれそばという栃木の品種で、日光東照宮が命名した歴史のある由緒正しいそばのことです。日光辺りで食べる美味しい蕎麦の正体はこのさざれそばなんですよ。そのさざれそばを使うのも店主のこだわりなのでしょうね。
それから今日は手作りたまごぷりんとそばがきぜんざいもお願いしました。
庭の景色を眺める
提供に時間が掛かると聞いていたので、ゆっくり待ちます。ガラス窓の外は晩秋にもかかわらず緑です。今日は雨が降りましたので余計に緑があざやかです。
時折、お客さんが歩いて入ってくるのが見えます。混雑を知って戻っていく人たちもいました。いつの間にか満席で、待合所にも人が溢れていますね。
蕎麦の到着
天もりそばが来ました。
ていねいに仕上げているのが判ります。1本1本がつやつやしていますね。見た目がとても綺麗です。天ぷらもカラリと仕上がっていますね。とても上手です。
まずはツウぶってそのまま蕎麦を頂きます。蕎麦は風味もよくコシもあって美味しいですね。以前、長野でそばに塩で食べてみてね、という店があったのですがこちらの店も蕎麦用の塩を置いておいてもいいかなと思いましたね。さすがです。美味しいですね。
で、麺つゆにつけてみます。麺つゆはかなり辛口で、しっかりとした味付けになっていました。甘口好きのねこきんぐの好みとは合いませんが、香り豊かで手が込んでいることは判ります。そばにちょっとだけ付けて頂く感じですね。
食後にぷりんがきました。
相方のぜんざいも来ました。なかなかの量がありました。隣の席のおひとりさまの女性もこれをぱくぱく食べていましたね。人気メニューのようです。甘さはもう少し控えた方が好みかな。
まとめ
素敵な和の空間でゆったりと美味しいそばを頂くことができる、そんなお店にしたいという店主の拘りが具現化された素敵なお店です。
しかしながら、提供されるのに時間が掛かる(約1時間は待つ)とか、古民家なので少し肌寒いとか、茨城の蕎麦の名店といいながら常陸秋そばでなく栃木の蕎麦を使うとか、そういった面も持ち合わせているお店です。
「茨城の名店」というにはねこきんぐ的には微妙かなと思いますが、一度は行ってみる価値はあるお店であることは確かです。非日常の空間で美味しいお蕎麦を頂く体験をしたいのならおすすめします。
ねこきんぐとしては、まあ、そばを食べるくらいで非日常は必要ないなと思っていますので、さくっと超絶美味しいそばが出てくるところが茨城の名店にふさわしいと思いますけどね。ちょっと微妙に思うねこきんぐでした。