憂鬱の4_イタ車に細かい故障は付きものなのだ

今回の金言 イタ車に乗るには、忍耐力が必要なのだ

納車し、茨城県H市へ戻ってからの話です。(前回:憂鬱の3_乗って帰るだけでぐらぐらなのだ

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ねこきんぐの憂鬱とは・・およそ30年前の、困ったイタ車に振り回されていた頃の体験談です。当時、憂鬱だった記憶を今回、忘備録として纏めてみました。皆、過去の話ですので、生暖かい目でみてやってくださいな。

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納車当日、なんとか無事に茨城県H市まで乗って帰ってこれたねこきんぐだが、その後、細かい不調に悩まされることになる。まあ、なんとなく帰りがけに判ってしまったのですけどね。

当時の1000㎞点検の記録があるので、作業依頼(修理依頼)した項目を見てみる。

Aモータースの(平成4年の)1992年8月22日付 1000km 整備納品請求書によると、 

  • 右側パワーウインド不良
  • ホーン鳴らない
  • 左後方サス異常点検
  • 右シートロック不良
  • 納車時からトランクキー合わない
0 3 0 1 0 3  当 冬 に  : 担 当  年  月  車 車 登 一  行 .  台 録  登 録 年 月 日  工 賃 合 計 ・  消 費 税  法 定 費 用  を 、 ヨ い に 、 朝 い ド ) 宿 ′ い に  0  請 求 金 \  当 低 リ 、 を ド す ら : と を に し 一 1  作  業  依 頼 内 容  使 用 油 脂 類  ヨ 0 叩  点 検  レ 6 0 ⅱ :  1 ー っ し 03 -0 ー  点 検  5 0  6 ヶ 月 検  プ ト ト ド :  貶 ヶ 月 点 検  板 金 ・ 準  使 用 部 品  一 般 修 理  ③ お 客 様 控  使 用 部 品 合 計  お 引 覆 日 一 働 収 日 )  頼 作 業 の 完 イ を 認 め 市 円 を 受 毎 致 し ま し た 。  ー 受 領 名 ご 名 )

とか、書いてあるのが判る。

納車したばかりの車なのにホーン鳴らないとか、鍵合わないとか、なんなんだろうね、この車。1000km点検に修理依頼する項目ではないですよね。あっ、なんか思い出し頭痛がしてきたかも。。。

電動シートベルトは、最初からずーっと不調だった。ここには記載無いけれどね。

また、6か月点検の記録もあるのでこちらも見てみる。

Aモータースの1993年3月21日付 6か月点検 整備納品請求書によると、

  • 運転席側シートベルト動作不良
  • メータパネルライト点灯せず
  • 左側ドアロック不良
0 3 1 7 2 3  担 当  日  工 場  年 式  車 台 番 号 .  登 録 番 号  登 録 年 第 日  保 険  ぐ 法 定 費 用  工 賃 合 計 :  ノ 消 費 税  作 業 完 r 日 時 :  部 品 ・ 曲 台 計 : / の 0 し 御 請 求 金 額  使 用 軸 勝 類  作  業  依 頼  内 容  E/G 0 ⅱ :  点 検  物 Oil:  点 検  5 0 履  市 ヶ 月 - 点 検 -  に ケ 月 点 検  使 川 部 品  を 般 を 理 、  0  ③ お 客 様 控  使 用 部 品 合 計  お 引 日 ( 領 収 日 )  俵 頼 作 業 の 完 了 を 認 め 車 を 受 知 致 し ま し た .  ( 受 著 こ 名 )  工 賃 合 計

悲しいことが書いてあります。購入して6か月でこの調子です。

それと、今思うとけっこうな金額支払ってますね。これで未だ、半年ですからね。

Aモータースは東京にあるので、細かい不具合などでいちいち持って行くのが面倒でした。

また、依頼した不具合の修理が全然直ってないことでも、ねこきんぐはここの店の信用を無くしてしまいました。対応も悪かったしね。もともと販売時のメンテが精いっぱいで、購入後のメンテなんて、するつもりも力量も無かったんですよ。担当してくれた店員さんも、半年点検の時には既に誰もいませんでしたしね。話もできません。

そもそも、輸入車を販売する中古車屋さんに、専門的なメンテナンスを期待する方が間違っていたんですよね。この中古車販売店は、様々なメーカーの多くの車種を輸入販売していました。そんな多種多様な車種について、細かい修理のノウハウなど持ち合わせていなくて当たり前です。整備記録をよく見ると、なんだかどっかの修理工場に下請けに出していたようです。

今考えれば当たり前の話ですが、当時のねこきんぐは、そこのところが判っていなかったようです。

半年点検後も、不具合はえんえんと続きます。

電動シートベルトは、相変わらず機嫌が悪い。おまけの2点式シートベルトがとても役に立っている。

それから、インパネのランプもまた点灯しなくなった。内部配線の接触不良だろうか。

ドアロックも直ぐに壊れて効かなくなるし、パワーウィンドも左右ともに動きがあやしい。

これは、この車が悪いのだろうか、それともきちんと修理できない販売店がわるいのだろうか?

ねこきんぐは自問自答の末、世の中のイタ車乗りは、みんなこんな小さなことを気にしないのだ、と勝手に考え始めていた。

いや、そうに違いない。イタ車に細かい故障はつきものなのだ。みな気にしないのだ!!イタ車に乗る人は、どこかしら壊れた車に乗っているのだ。ちゃんと走ればそれでいいのだ(お前はバ※ボンか!)

しかしながら、ちゃんと技術があれば治るのだ、という当たり前の事実を後年、ねこきんぐは専門店で知ることになる。

ねこきんぐのスパイダーは幸運にも、この頃までは街中で不動車になってしまうような、大きな故障は起こらなかったんですよ。

なんだかんだの憂鬱ながらも、お気楽にスパイダーを楽しんでいた。

そう、ここからが本当のねこきんぐの憂鬱なのだ。

ということで、まだまだ憂鬱は続きます。

(次回の憂鬱は、憂鬱の5_青空駐車はつらいのだ

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