ゆるキャン△キャンプしよう!の雑誌付録と同じクッカー? 薄型クッカー(MonoMastr10月号付録)は、焼きそば作るといい感じ

雑誌、ゆるキャン△キャンプしよう!(2021年5月号:宝島社)の付録の薄型ステンレス鍋が、手ごろ感があって、ちょっと気になっていました。こんなやつです。

それが、モノマスター2021年10月号の付録になって、ひよこちゃんクッカーという名で見つけました。

こんにちは、ねこきんぐ115です。

今日は、この雑誌付録であるチキンラーメン用クッカー、「ひよこちゃんキャンプクッカー」が実用に耐えるものなのかを、ねこきんぐの庭キャンでいろいろ試してみたいと思います。

雑誌をみるとやっぱり日清食品とのコラボのようで、チキンラーメンを屋外で美味しく食べようというコンセプトで作られたようです。基本はラーメンクッカーのようです。ゆるキャン△のほうは、鍋料理用ということになっているようですね。材質も大きさも、ほぼ同じのようです。

ひよこちゃんクッカーについて

クッカーの大きさは、ちょうどチキンラーメンの袋メンがジャストサイズとなります。直径160mm、深さが45mmです。材質はSAS材で、容積は700mlです。チキンラーメンは450mlの水を必要とします(袋の記載による)ので、この容積があれば十分かな。

外周には、折りたたみ式の取っ手がついています。小型の携帯フライパンのような形状ですね。

ところでねこきんぐは、ラーメン用のクッカーを持っていなかったんですよ。

一般的な深型鍋タイプのラーメンクッカーって、大抵かさばるし、大きさ的にも使いまわしに困りませんか?

普通の小型クッカーだと袋めんがそのまま入れられなくて割って入れるか、または棒麺を使うかになるし、ちょっとどんなのを購入すればいいのか、悩んでいたんですよね。

今回の薄型クッカーに期待してみたいと思います。

試しに袋めんを作ってみる

まずはデフォルトの袋めんを作ってみましょうか。ねこきんぐはチキンラーメンを食べたことが無いので、台所にあった愛用の袋めん「九州ラーメンうまかっちゃん」で試したいと思います。

こんなかんじで袋めんを作る

コンロはいつものスターティングメンバーである、エスビットのアルストとヘキサゴンウッドストーブの生み合わせです。クッカーの底面積が大きいので、今回はT02の五徳治具も併用します。

こんなかんじです。

まずはお湯を沸かします。水の量は550mlとありましたが今回は少なめに450mlとします。その分、粉末スープも少なめにしますね。

少し風が有ったので、ヘキサゴンストーブの周りにアルミ風防を取り囲んで風よけとします。

あ、実は風防が上下逆さまなのですが、テーブル下から空気が入るので、風防を敢えて机に密着させて隙間から横風が入らないようにしています。

約7分でお湯が沸きました。ここで袋めんを投入します。ここらは通常の袋めんを作るやり方と同じですね。あとは麺が解れたら粉末スープと香味油を入れたら完成です。

庭キャンなのでラーメン具材もお台所から目につくものを適当に持ってきました。

具材も入って、いい感じの出来栄えですね。うまかっちゃんは安定の美味しさです。チキンラーメンでなくてもぜんぜん大丈夫です。

作ってみた感想

このクッカーですが、袋めんを原型のまま投入出来て、ラーメンを作りやすいです。容器の大きさも小さすぎることはありません。欲を言うと、蓋があると尚いいかな。

ところが食べる時ですが、形状が薄べったいので、手に持って食べようとすると、ラーメンとか汁物を入れると安定しませんね。液面が障壁の高さに近いので、こぼしそうになります。

そのため、必然的にテーブルに置いたまま食べる事になります。庭キャンならテーブルがありますが、通常のアウトドアでは高さのあるテーブルを用意しないと、ちょっと食べにくいと思います。

そう考えているうちに、このクッカーはラーメンよりもパスタや袋めん焼きそばに適してるんゃないかなと思い始めました。

日を改めて、袋めん焼きそばを作って検証してみましょうか。

袋めん焼きそばを作ってみる

袋めん焼きそばの作り方は簡単です。少なめのお湯を沸かして麺を煮詰めてソースを入れて完成です。コンロはいつもの組み合わせでいきます。煮詰めるので、アルコール燃料は多めに入れておきます。

煮詰めるので、水量は正確に測って入れましょうね。220ml です。まずは水を沸騰させます。ついでにソーセージの切ったのとキャベツも茹でます。

麺を投入します。水気がなくなるまで炒めます。

あとは、ソースを入れて、青のり振って紅ショウガを添えたら出来上がりです。

出来ました。どうですか。思った通りのいい感じにできましたね。クッカーの大きさがちょうどいいので、作りやすいし、持ちやすいし、食べやすいです。

まとめ

雑誌の付録でしたが、野外キャンプで袋めんを簡単に楽しめる携帯用浅型クッカーと考えると、とてもよく出来ていると思います。

ジャスト袋めんサイズなので、1人分の袋めんを作るのに最適サイズです。また、取り皿や、サラダ皿なんかにも使いまわしが出来るところも使い勝手がいいです。

難を言えば、手で持って食べるとなると、汁物は安定しないところでしょうか。そんな時は、袋めん焼きそばをお勧めします。お湯を煮詰めて使ってしまうので、カップ焼きそばのように屋外での排水処理の心配もありません。

あとは、沸騰させるまでの蓋が有ると、もっと使いやすいなと思いました。近所の100均で、いい感じの使えそうな何かを探してきましょう。

これで雑誌込みで1090円とくれば、お買い得でしょう。良い買い物となりました。こんどは煮詰めて作るパスタとやらに挑戦してみたいと思います。

最近は庭キャン三昧の、ねこきんぐでした。

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