常陸太田エリアは昔から蕎麦つくりが盛んな地域。常陸秋そば協議会とか常陸太田のおそば屋さんの会など、ラーメンよりもおそばで盛り上がる地域となっていることから、そこいら中に美味しいおそば屋さんがわんさかなんです。
なのでどの店に行っても力の入った美味しいそばを頂けるのですが、人気店と言ったら、ねこきんぐはここをお勧めしてしまいます。「そば処いい友」です。金土日しか営業していないお店で、なおかつ14:00には営業を終了してしまうなかなか混雑するお店ですが、まず間違いなく誰もが満足するお店です。
こんにちは、ねこきんぐ115です。今日は常陸太田のおそばやさん激戦区の人気店「そば処いい友」を紹介します。
そば処 いい友の基本情報
- 住所:〒313-0024 茨城県常陸太田市高貫町1446−4
- TEL: 記載なし(予約は出き無さそう)
- 形態: そばとてんぷら
- 場所概要:常陸太田市役所から349号道路を挟んで数キロ西側(ナビ必須)
- 駐車場:店の前の敷地に20台程
- 定休日:月曜日から木曜日(営業は金土日、大晦日のみ)
- 営業時間:11:00~ 14:00 (日によって少し早く開店する時も有)
- HPはこちらから
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なかなかの郊外にあり、そば屋が無ければ決して来ないだろうなと思われる細い道を進んだ先にあります。急に視界が開けて、周囲ののどかな風景に似合わない数多くの車が駐車している場所、そこが目的地です。
店内は木造の田舎のそば屋然とした、ありふれた感じのお店です。周囲で栽培する自家製常陸秋そばを使ったそばは本格的で、遠くからも大勢お客さんが集まる人気のおそば屋さんです。
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駐車場について
店の前の砂利引きの空き地が駐車場です。およそ20台分くらいの駐車スペースがあります。雑然と駐めてあるので皆さん譲りあって駐車しているようです。
並んで入る
入口にいくつか待合用のベンチがありますね。開店前(11:00ちょっと前)に行ったのに、もうベンチに座って待っている人がいました。今日は早めに開店したようですね。もう中で食べている人が見えますよ。
早くから待ってる人がいる場合、早めにお店を開けることがるそうです。今日も11時前に開店ですね。店のおばさんが出てきて、名前を聞かれました。「5番目に呼びますのでお待ちください」とのこと。
しばしベンチで待ちます。その後、続々とお客さんが増えます。こりゃ開店もっと前に来るのが正解かな。
中に入ってみる
入口に「常陸太田のおそば屋さんの会」のタペストリーが飾ってありますね。中に入ると靴を脱いで上がるスタイルのようです。下駄箱に靴を入れてから席に案内されました。
広々していますね。木目調のいい空間です。入って店内を見渡すと、左手側にお座敷席、正面と右手にテーブル席があるようです。なかなか広いスペースですね。今日は入って右手スペースのテーブル席に陣取りました。
席に着くと、店員さんから「先着のお客さんにサービスです」とそばがきが来ました。これはうれしいですね。あたたかくて美味しいです。そばがきをツツきながらメニューを見ます。
メニューを見る
もりそばが800円、野菜天ぷらもりそばが1200円と標準的お値段ですね。ごっちゃそばとか、気になるものもありますが、今日は三品そば、野菜天ぷらもりそばをお願いしますた。
その他にも、季節メニューとしてけんちんもあるのですね。次回はけんちんにしようかな。ごはんものは無いようですね。
そばの到着
天ざるそばが来ました。蕎麦は自家栽培、石臼引きだそうです。さらにこちらで提供するそばは、「外2」のそばなのだそうです。
こちらの扱う「外2」というのは、代表的な二八そばが「蕎麦粉8のつなぎ2」であるのに対して、「蕎麦粉10に対してつなぎ2」にすることで、蕎麦粉の割合を少々多めにする手法だそうです。そば打ちの世界も奥が深いですね。まずは頂いてみましょうかね。てんぷらもカラッと揚がっているようです。
三品そばがきました。大根おろし、とろろ、なっとうです。美味しそうですね。
そばは細切りでつやつやしていてとてもいい感じです。ソトニといっても見た感じはニハチそばと変わらないですね。そばつゆは醤油がきつくなくてちょっと甘めのねこきんぐ好みです。
てんぷらなんですが、りんごのてんぷら!がありました。初めてですね、りんごっててんぷらに出来るのですね。ほかにも謎の香草や、そばを板状にしたもののてんぷらなどバラエティ豊かなラインナップでした。ここはてんぷらも美味しいね。
まとめ
常陸太田地区のそばやさんは、名の通ったところでもこんなにあります。
その中でも、「そば処いい友」は常陸太田のそばを語るなら一度は訪れるべきおそば屋さんです。
そば、てんぷら共に大満足間違いなしです。おそばの量も他店よりも多めなところも良きです。
立地(ちょっと道が判りづらい)が難なのといつも結構な混雑が予想されること、週末しか営業していないことなど、なかなか敷居が高いかもですが、そば好きさんなら是非一度は行ってみたいお店ですよ。ねこきんぐでした。