今日は天気もいいので近くの名所旧跡、西山荘(せいざんそう)に行ってみました。
地元の人には有名どころですが、皆さんはご存じでしょうか?実は国の史跡・名勝でもあり、ちょっとすごいところです。
西山荘とはいったいどんなところか、ちょっとだけ紹介します。この紹介文は、常陸太田市の公式HPからの転載です。
「水戸黄門」で知られる,水戸藩二代目藩主・徳川光圀公が藩主の座を退いた後,元禄4(1691)年から元禄13(1700)年に没するまでの晩年を過ごした隠居所。
光圀公はここで『大日本史』の編さんの監修に当たりました。入口には光圀が紀州から取り寄せ,移植した熊野杉が天を覆っています。建物は茅葺き平屋建て,内部は粗壁のままで,どの部屋にも装飾はなく,書斎も丸窓だけの三畳間と質素な佇まです。
なお,現在の建物は,文政2(1819)年に再建されたもので,春の梅,夏の新緑,秋の紅葉,冬の雪景色など,季節ごとに異なった表情が楽しめます。
http://www.city.hitachiota.ibaraki.jp/page/page000214.html
住所は、常陸太田市新宿町590 tel 0294-72-1538
西山荘は、西山御殿ともいわれます。西山荘の建物周辺は区画されていて、ここだけは入場料を取られます。しかしながら西山荘手前までの敷地の庭や池は、無料で市民に開放されています。
地元民の間では、観光名所というよりは、四季の風景を愛でる憩いの場所というイメージが強いです。もちろん、国の史跡・名勝なので文化遺産的な一面も色濃くあります。
今回は、久しぶりに訪れたねこきんぐにより、地元民目線で西山荘を紹介したいと思います。
まずは敷地内のレイアウトから位置関係を紹介します。
幹線道路から立て看板通りに移動すると、そのまま無料駐車場に案内されます。
駐車場は広いです。公式HPによると100台駐車可能とあります、むろん大型も駐車可となっています。
案内図の写真で右下が駐車場、そして一番左が西山荘本体ですね。その間の庭や池を地元民は散策して楽しむわけです。
この図で、西山御殿管理事務所のある左側の黄緑エリアが、西山荘の有料エリアです。
![助 さ ん 住 居 跡 ・ , も し 回 廊 不 走 池 西 山 咒 い 地 、 を き ら っ た 光 の ・ 茶 ま こ 0 ロ ] 豊 か な 自 当 に 明 ま お た 静 か な た た す い 広 わ る 新 搬 と 江 戸 時 代 を 代 & す る 阯 同 髪 卿 矗 で 、 疑 い 津 の は を 茶 室 晏 如 庵 : 聹 棚 お い 時 を お 退 こ し ト こ み し 3 し - 西 山 荘 つ つ し つ つ し 西 山 荘 理 事 務 所 あ ず ま 屋 茜 洋 し や く な げ 。 Ⅱ 第 は 第 : い 中 嗣 花 第 物 第 の 見 : わ リ 中 何 一 - 6 月 ト 国 薹 室 晏 第 、 動 さ ん の は 居 が あ る - 八 ッ 橋 を 物 ! し た 響 す の 中 に 約 3 闇 い の 蠡 池 の リ は . や か な 紅 に に 包 ま お ま す - 町 き り ま す . こ の 阯 の ラ f ト ア プ ; 信 コ ン サ ー ト な ど の イ ベ ン ト か 関 催 さ れ ま す .](https://nekoking115.com/wp-content/uploads/2021/04/image-1024x768.jpeg)
では、駐車場から図に向かって左手方向へ移動していきましょう。茶色の建物は、休憩所の「桃源」です。その休憩所の左側へと進んで行きます。池がありますね。
舗装された遊歩道があるので、そこを歩いていきます。駐車場から先は、車両通行禁止です。

すると、左手に池が見えてきました。噴水もありますね。

山桜が咲いています。緑もきれいですね。
写真の左側に見えている屋根が、休憩所「桃源」です。
更に遊歩道を進みます。

立て看板がありました。あ、佐々介三郎とありますね。この人は、黄門様御一行の助さん角さんの助さんですね。こちらに屋敷があったようです。
さらに進みます。山の中って感じですね。所々にベンチがあります。
桜はもう、葉桜になってしまったようです。1週間遅かったようですね。来年の春にリベンジしましょう。

同じ緑色でも、いろいろな緑色がありますね。とてもきれいです。

突き当りが、西山荘有料エリアの入り口です。左手にぽつんと管理事務所があるので、ここで入場チケットを購入します。1200¥です。ちょっとお高いですね。なにげにテレビシリーズで使った黄門様のつえや印籠が展示されていました。
ねこきんぐは復興協力も兼ねて、1200¥支払って見学に入ってみました。
実はここ西山荘も、平成23年3月11日の大震災で大きな被害を受けました。そこで平成24年から26年にかけて、平成の大修理と称して西山荘災害復旧事業が実施されました。
半壊した家屋などを修理すると共に、そのような時でしか行えない内部の調査なども進められました。敷地内の展示場では、当時の修理状況や調査時の資料なども展示しています。
有料区間の写真撮影は、個人利用はOKだが商用利用は不可とのことです。ねこきんぐは商用利用ではないのですが、UPするのを遠慮させていただきます。
ちなみに休憩所にペーパークラフトがありましたので貼っておきます。西山荘はこんな感じです。

ここで晩年の校門様が「大日本史」の編さんをしていたのですね。
また、テレビシリーズの「水戸黄門」では、第一回と最終話が、必ず西山荘から始まるのですよね。テレビシリーズの歴代の校門様御一行の写真なども掲示されていました。なんか皆、若く見えます。もう水戸黄門というか時代劇って、テレビでさっぱり放映しませんよね。
話が飛びますが以前、静岡に行った時のことです。
ねこきんぐの115スパイダーの水戸ナンバーを見たおっちゃんに話しかけられたことがあります。
「水戸ってどこだ?」
ねこきんぐは言い返しました。「水戸黄門をしらないのか?」
おっちゃんは、「あっ」と言うと納得顔になりました。年配者に水戸黄門の印籠はまだまだ健在です。
ゆるゆると戻りましょう。「桃源」が見えてきました。

桜見物はちょっと遅きに失しましたが、6月には花菖蒲が開花します。
ちょうど写真中央あたりの湿地帯が花菖蒲エリアですね。
進行方向左手側にもう一つ池があったようです。そこに向かってみます。

晏如庵(あんじょあん)という休憩所が池のほとりにあるようです。行ってみましょう。

休みでした。なんか、年の半分は休みのようです。あまりやる気がないようですね。
池にはコイがいるようです。コイの餌50¥との表示がありましたが、どこで購入するんでしょうね。
山桜がきれいです。

これでひと回りしました。休憩所の「桃源」に入ってみましょう。

中は広いですが、お客さんがいないので閑散としています。お土産も販売しています。
今日はもう閉店してしまったようですが、もうすこし早い時間帯ならば、常陸秋そばとかを食べられたようです。
外に出て自販機で水を購入することにします。こんなところにも徳川印ですね。

如何だったでしょうか。さほど何かあるところではないのですが、とても緑豊かな公園で、また歴史好きには一度は訪れたい場所です。今日は桜も終わってしまい、既に新緑となっていましたが、6月の花菖蒲をまた見に来たいです。そろそろ駐車場に戻りましょうか。

では帰るとしましょう。ねこきんぐ115でした。