今年の夏も相変わらず蒸し暑くて、過ごし難いですね。今週は台風も来ています。
こんにちは、ねこきんぐ115です。今日はそんな天気の中ですが、年に一度ということで、うなぎ料理の老舗に行ってきましたので紹介します。
割烹料理 満景 基本情報
- 住所:茨城県常陸大宮市三美1232-2
- TEL: 0295-53-4555
- 種類:うなぎ懐石料理
- 場所概要:国道21号大宮御前山線沿いで、セブンイレブン野口店から1㎞ほど西
- 駐車場:あり(向かい合わせで12台程)
- 定休日:月曜日
- 営業時間: 11:30~ 21:00
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地元では有名な隠れ家的なうなぎ割烹店です。うっそうとした木々に囲まれていて、いかにも老舗の料亭という感じです。
水戸近辺でうなぎ料理店と言えば、ぬりや、東条が有名どころですが、この満景も負けてはいません。(ちょっと水戸からは離れますけどねw)
県外ナンバーの車も、数多く目にします。
駐車場
国道22号沿いのカーブの途中に入口があります。うっかりすると行き過ぎてしまいます。看板のある構えから入ると、入口までの砂利のスペースが駐車場です。
TOPの写真が国道からの入口の様子です。スパイダーの後ろが駐車場で、その奥が入口です。
広くて駐車しやすそうですが、向かい合わせで駐車するので、駐車数が多くなると出るのに苦労します。
インプレッション
門構えから既に趣が感じられます。入って上り坂の庭を通過した後に、建屋の入り口があるのです。
庭木はよく手入れされています。井戸とかもありますね。今は使っていないようです。
建屋の入り口まで、些か距離があります。ゆっくりと庭を楽しみながら歩きます。
この季節は緑一色ですね。今日は雨も降りだして、いっそう緑が目に染みます。
いよいよ中に入ります。年期が入ったレトロな木造2階建ての建屋です。
大きな暖簾をくぐって玄関先まで移動します。
ほんと、料亭ですね。奥行きがあります。いつも思いますが、ねこきんぐには敷居が高いです。
予約をしていたので、すぐに案内して頂けました。(今の時期、予約は必須です)和装の年配のお姉さんたちが先導してくれます。お姉さんの貫禄で老舗感が倍増します。
案内して頂いた部屋は、和室6畳の畳部屋で、テーブルと椅子が置いてあります。和室でテーブル席です。今日は義母も一緒でしたので助かります。既にエアコンがんがん利かせてくれていました。
庭に向かうガラス戸(サッシ窓ではない)を開けると、緑と外の湿度が入ってきました。今日は庭を楽しむ天気では無いようです。
お品書き
今回は予約時点で、4500円のうなぎコースを申し込んでいましたので、お品書きは改めて出て来ませんでした。この時期は、うなぎコースの3種類だけのようです。
4500円コースは、先付け2品+うな重となります。これより高いものは、デザートが付いたり先付けが増えたりします。そんなに食べらませんので、毎回、一番下のコースにしています。(それでも4500円ですけどねw)
実食
季節の先付けが来ました。
イチジクのワイン煮と、そら豆のムース状とほたて、アスパラ、トマトだそうです。目にも鮮やかで夏らしい一品ですね。
そういえば、ここの主人はついに代替わりしたのかな?以前よりも前菜が華やかになりつつあります。今日の様な暑い日にはさっぱりしていて、とてもいい感じです。
季節の先付けの2品目が来ました。
ズッキーニとナスの茶わん蒸しです。中に小さな海老天みたいなのが入っていました。
そしてうな重がきました。
なんとまあ、立派ですね。うなぎは年に一回ですからね。頂きましょう。
うなぎは安定のおいしさです。ごはんもあつあつで、美味しいです。
肝吸いは、ねこきんぐは苦手なのでいつも残してしまいます。すみません。それから香の物は、ねこきんぐには塩辛すぎて、ちょっとだけかじって残していまいます。
食後に廊下に出てみます。
中庭にも植木があります。向こうの金屏風は、待合室でしょうか?
喫煙室のようです。なんだか、老舗旅館の待合室のようですね。
まとめ
水戸の自宅近所には、有名どころのうなぎの東条や、ぬりやなどもあります。ですが、ねこきんぐは毎年夏は、常陸大宮市の満景まで来て、うなぎを頂いています。
うなぎだけを食べたい、と言う時には不向きですが、料亭の雰囲気を含めて鰻を頂く、と言う時には最適のお店だと思います。
見るからに敷居は高そうですが、仲居さん他とても親切丁寧で、とてもすてきなお店です。
ただし、高額なのにカードが使えないので現金を準備していく必要があるのは、何とかしてほしい所です。
また来年の夏に、うなぎを食べに来たいと思います。
ごちそうさまでした。ねこきんぐでした。