オープンカーって、いつ屋根を開ければいいの?
ねこきんぐのアルファロメオ・スパイダーは、115系と呼ばれる型式の、1988年式のシリーズ3です。もちろん、オープンカーです。
オープンカーって、いつ屋根を開ければいいの?って思っている人は、大勢いると思います。
屋根なんて、開けたいときに開ければいいんじゃないかい?
確かにそうです。でも、屋根を開けてみると意外と暑かったり寒かったりと、開けてもすぐに閉めちゃうことが多いんですよね。(これ、オープンカーあるあるです)
私、ねこきんぐは、オープンカーは冬にこそ、屋根を開けて乗るべきと思っています。
といっても、おすすめは冬晴れの日です。気温もせいぜい10度下くらいの日を想定しています。
オープンカー、特に旧車は、冬晴れの日にオープンにして乗ることをおすすめします。
冬にオープンを勧める理由
どうして冬、それも冬晴れの日を勧めるかというと、オープンカーって、意外と足元ぽかぽかで寒くないのですよ、ヒーターさえがんがんかけていれば、ですけど。
実は、ここがポイントですね。ヒーターかけて暖かくしてから、屋根、開けてみましょう。更にひざ掛けがあれば、申し分ないです。
上半身をある程度、防寒対策していれば、冬場のバイクのように凍えることはないです。(一部、そうでないスパルタンな車もありますけどね、ここでは想定外としておきます)
一日中(あるいは長時間)、オープンで走るって、結構ハードルが高いと思いませんか。外気温や天候、その時の気分に左右されるものなのです。
他の季節ではどうなのか?
例えば夏だとしましょう。
オープンカーを夏に乗るもの、と思い違いしている人は、世間ではまだまだ多いですね。
真夏の炎天下で屋根を開けるのは、見ているほうは風が当たって涼しい、とでも思うのでしょうか。
想像してみてください。
炎天下に椅子を出して、ずっと座っている姿を。とても耐えられませんね。真夏にオープンの末路は、日射症かマルコゲです。
もちろん、最新型のエアコンがんがん効く車で、ちょっとの時間、屋根を開けて走るのはいいでしょう。ですが、長時間は無理です。太陽熱で大ダメージを受けます。
ねこきんぐは若い頃、炎天下の首都高速でずっとオープンで走行中した挙句、渋滞にはまって気を失いそうにになりました。ほんと、若気の至りでしたね。なにも判ってなかったです。
じゃあ、春ならどうか。
花粉で死にます。すみません。目も開けられません。外に出るのが苦痛ですので。
秋ならいいのでは?
いや、意外と秋の日差しは強いし、また紫外線もきつくて後からダメージを受けるので、長時間のオープン走行は避けるのが賢明です。上着も、暑かったり寒くなったりと、何を着ていいか、判らなくなりますし。
ねこきんぐの冬のオープンスタイルはこうだ
そこで、やはり冬なんです。
ねこきんぐの115スパイダーも、ヒーターだけは効きます。大概の旧車は、ヒーターだけはちゃんと効くものが多いです。
ねこきんぐのスタイルはこんな感じです。
帽子とサングラスは必需品。
冬の日差しは低く、また、傾くのも早い。屋根が無いと、西日とか、思ったよりもまぶしいです。
上着は、防寒が優れた薄手のものを選びます。あとはひざ掛け。
ドライブ手袋はしない。というか、そんなもの持っていない。
これで十分。さあ、出掛けてみましょう。
あとは、乾燥肌になるのでスキンクりームとかあると、完璧だね。
さあ、冬晴れの日にオープンで走ろう
ちょっと極論だが、日本では、オープンカーは冬にこそ乗るベき乗り物と思います。
思い切って冬晴れの日に、オープンにして走ってみてほしい。
オープンカーに乗っててよかったと、きっと思えるに違いありません。
通行人から、冬にオープンにして走っている変な人って思われても気にしない。そんな人はオープンカーの楽しさを知らない人だから。
でも、道路の凍結には気を付けてね。ねこきんぐ115でした。